『共に働き、共に生きる』
社会福祉法人 加古川はぐるま福祉会

ABOUT 会社紹介

「自助努力するために必要な援助が受けられる支援機関」

社会福祉法人加古川はぐるま福祉会は、昭和55年4月、地元加古川ロータリークラブ(企経営者の社会奉仕活動)の設立25周年の記念事業として、障害を持つ人と地域にプレゼントされた施設です。 開設当初より、働くことにこだわり、「大人になれば働く」「自分なりの生活を築く」・・・。ごく自然なことのようですが、障害を持つ人たちにとって「加古川はぐるま福祉会」は厳しい社会から『守られる場所』ではなく、人生を切り開く『力を養う場所』であり、自助努力するために必要な援助が受けられる「支援機関」であるという基本理念の基、活動を開始しました。 当時、働くことを支援する制度は皆無に等しい状態でしたが、「加古川はぐるまの家」では職業訓練をするための仕事の開拓、就職支援、職場定着支援、離・転職支援等、ないものは自らの実践で創るという信念で取り組み、就労支援のパイオニアとして加古川障害者就業・生活支援センター事業等、事業拡大し、これまでに700名以上の方が就職による社会参加を実現しました。 また、平成8年4月入所施設「生活支援センター」を核とした加古川市立知的障害者総合支援センターが建設されて、当法人が受託することになりました。 このセンターの誕生により当法人の課題であった暮らす場の確保、就労支援の専門部署の創設、働くこが困難な方のデイサービス事業や宿泊訓練の場も整備され、就業面と生活面を総合的に支援できるようになりました。 「安全に安心して当たり前の家庭の暮らし」を実現するため、大きな家族ができたと思い、目の前の一人一人と真剣に向き合い、暮らしはじめました。また、短期入所事業は1日最大4名までの利用ですが、現在300名以上の方が登録されており必要に応じてご利用いただいています。 令和2年4月「生活支援センター」は加古川市立から民間移管され、当法人直営となりました。 法人設立から43年。時代は大きく変わり、制度施策も充実してきました。利用される方の障害種別やニーズも幅が広く複雑で多様化しています。当法人はこれからも基本理念を基に、変化に柔軟に対応しながら、目の前にいる利用者の方と真剣に向き合い、その方が必要とする生活支援と就業支援をしっかり提供し、利用者の方の「幸せ」を追求する職員集団であり続けたいと願い「チームはぐるま」で取り組んでいます。

BUSINESS 事業内容

「自らの人生を切り開く『力を養う場所』として、利用者の方が自助努力するために必要な援助が受けられる支援機関を目指しております」

生活支援センター(障害者支援施設)
生活支援部には、施設入所事業、生活介護事業、短期入所事業があり、利用者様の食事、入浴、排泄等生活全般の支援と余暇、通院、日中活動(創作活動や緩やかに働く)を支援します。 【施設入所支援事業】(障害者総合支援法 介護給付事業) ・家庭から離れて集団生活を行い、生活習慣の確立や安定、生活                                               技術の向上を図りながら地域生活に向けての夜間活動(暮らし)の支援を行います。 定員…40名 【生活介護事業】(障害者総合支援法 介護給付事業) ・障害者の生活安定と生き甲斐づくりのための創作活動や社会適応訓練等の昼間活動支援を行います。 定員…60 名(通所20名、入所40名) 【短期入所事業】(障害者総合支援法 介護給付事業) ・家族の冠婚葬祭や外出、お互いのリフレッシュ等のために宿泊を伴う短期間の短期入所支援を行います。 【日帰り短期入所事業】(地域生活支援事業 日中一時支援事業) ・家族の冠婚葬祭や外出、お互いのリフレッシュ等のために日帰りの短期入所支援を行います。 定員…4名
加古川はぐるまの家(多機能型事業所)
就業支援部には、就労継続支援事業B型(期限のない就業訓練)と、就労移行支援事業(2年以内に就職を目指す職業訓練)を実施。いずれの事業も終結のない職場定着支援、並びに企業支援を行っております。 【就労移行支援事業】(障害者総合支援法 訓練等給付事業) ・授産活動やその他の活動、企業等の体験や実習等を通して、就職に必要な訓練指導並びに支援を行います。 定員…15 名 【就労継続支援事業(B型)】(障害者総合支援法 訓練等給付事業) ・授産活動やその他の活動を通して、働く力及び働く意欲を向上するために必要な訓練指導並びに支援を行います。 定員…45名
加古川障害者就業・生活支援センター
【雇用安定等事業】(厚生労働省委託事業) 【生活支援等事業】(兵庫県委託事業) ・就職に向けて、特性の評価、適職開拓、職場実習支援、就職後の定着支援等、必要な支援を一体的に行います。なお具体的支援にあたってはハローワーク(公共職業安定所)や障害者職業センター、医療・学校・行政・支援施設・地域コーディネーター等の関係機関と連携して進めます。 定員…あっせん型のため定員の定めはなし 【障害者雇用就業・定着拡大推進事業】(兵庫県委託事業) ・障害者就職拡大推進員を配置して、障害者就業・生活支援センター等と連携、協力して職場開拓並びに就職支援、定着支援を行います。
相談支援事業所 はぐるま(障害者総合支援法 計画相談支援給)
・障害福祉サービス等による支援が必要と思われる方の相談を受け関係機関との連絡調整、サービス等利用計画の作成、及び支給 決定後のサービス等利用計画の見直し(モニタリング)等を行います。

WORK 仕事紹介

「地域の中でその人らしい生活をして頂けるように支援してまいります」

【就業支援員】
〇働く人になるための基礎訓練の場で、会社からお預かりした実際の仕事をしながら労働習慣や労働意欲を育てることや、社会のルールマナーを身につけるための支援をしています。 〇2年以内に就職することを目的に、利用者の方が自分のことを知って、受け入れ手立てを考えるため、座学や作業訓練を実施。職場実習支援、就職支援、職場定着支援を関係機関と連携して支援しています。 〇就職希望者や在職中の方が働き続けられるように、ハローワークはじめ関係機関と連携して就業面と生活面を一体的に支援しています。企業支援も実施しております。
【生活支援員】
生活支援センターの施設入所支援事業は障がいを持つ方々が家庭から離れて集団生活を行い、生活習慣の確立や安定、生活技術の向上を図りながら地域生活に向けての活動支援を行う場です。しかし、多くの利用者様は施設での生活が長くなっています。その人らしく穏やかに暮らせるように健康管理に気を付けて安全安心を第一に生活支援をしています。 食事や入浴や排せつ等の介助をはじめ、お一人おひとりの状況に応じて、ご自身では難しい部分をお手伝いします。 初めは特別な知識や経験がなくても大丈夫。先輩職員がマンツーマンでサポートします。 お仕事内容で不明な点があればお気軽にお問い合わせください。

INTERVIEW インタビュー

加古川はぐるま福祉会 高井理事長
入職に至るまでの流れを教えてください。
私は大学卒業後、民間企業に就職。その後、結婚、出産などで離転職を繰り返し、31歳の時、新設される加古川はぐるま福祉会の指導員として採用されました。 福祉とは全く無縁の世界から、ある日、突然、採用されたという状況でした。 障害福祉について何の知識もなく、毎日が不安の連続でしたが、いつも思っていたことは、「障害があってもなくても大人になれば働くことが当たり前だ」ということです。しかし、実際の福祉現場は、障害を持つ方の幸せは施設内で安全に楽しく過ごすことが主流でした。 以来、素人ではありましたが、働くことを当たり前にしたい。という思いから、働く環境を整えて目の前にいる人と真剣に向き合い共に働き始めました。
施設で働いてみて実際どんなことを感じましたか?
私にとって、加古川はぐるま福祉会の「基本理念」はすべての始まりでした。 企業経営者であるロタリアンの皆様の社会奉仕事業として開設された働く施設「加古川はぐるまの家」ですが、障害の持つ人を正しく理解していただくためには相当の時間が必要でした。 それでも人間は誰でも得意や興味・関心はあるはずです。できないことを訓練するという発想ではなく、「得意なことと仕事を合わせる」。「できないことは治具や工具で補う工夫」。「伸びる力を保証するために仕事量を確保する」という働く環境が必要です。 そのためには①障害に甘えず、安全に正確に100点満点の仕事をする、②効率よく、③納期を守る。この3点を死守する中で、企業からも正確な仕事をする施設として認められ、たくさんの仕事をいただけるようになり、今では就労継続支援事業B型としては最高額の45,000円以上の作業工賃をお支払いしています。
どんな取り組みをしてきましたか?
「共に働き・共に生きる」ということを実現するためには、地域社会の方々に障害のある方のことを「知っていただく」「慣れて頂くこと」が大切です。施設完結型の支援ではなく、施設という模擬的な働く環境の中では力が発揮できなかった障害の重い方にもご本人の得意を活かす仕事を企業の中で見つけ、会社の方と共に働き能力開発に務めました。そして平成8年からは働き続けるためには生活の安定と、安心して暮らす場の必要性を痛感。これまでの作業訓練、就職支援、職場定着支援、離転職・再チャレンジ支援に加えて、緩やかに働くことや施設入所支援も含め、暮らし全般の支援へと事業拡大し、総合支援施設としてご本人の望む生き方・働き方を丁寧に支援させていただいています。 時代は大きく変わり、制度施策も充実しきました。利用者される方の障害種別やニーズも幅が広く自己理解できていない方も多く、複雑で多様化しています。また重度・高齢化が進む中一人一人の支援の内容も異なりますが、目の前にいるご本人と真剣に向き合い、その方に必要な支援が提供できる職員集団でありたいと願っています。 事業は人なりです。人を思いやる心と気づきを、大切にできる人材確保と人材育成が必要です。そのためにも風通しの良い職場環境と心身ともに健康であるためにワークライフバランスに努めたいと思います。
求職者の皆様へ一言お願いします。
職員は22歳から76歳まで幅広い年齢層で経験の有無も様々です。特別な資格は不要ですが、あればなおよしです。未知の世界への挑戦で不安があるかもしれませんが、家庭的でアットホームな職場です。 「人の人生にかかわる」誇りの持てる大切な仕事です。入職後は先輩職員が丁寧にサポートさせていただきます。「人が大好きな方・気付き、気配りができる方」是非一緒に働きましょう。お待ちしています。

BENEFITS 福利厚生

安心の福利厚生

◆社会保険完備(雇用保険,労災保険,健康保険,厚生年金) ◆マイカー通勤可(無料駐車場あり) ◆退職金共済:加入 ◆兵庫県社会福祉協議会民間社会福祉事業職員互助会 ◆一般社団法人加古川勤労者福祉サービスセンター「あいわーくかこがわ」

FAQ よくある質問

応募から入職に至るまでの流れを教えてください。
【ご応募・お問合せ】 応募後、弊社からご連絡し、面接日程等の調整をさせて頂きます。 応募に関わるお問合せもお気軽にご連絡ください。 ↓ 【面接】 面接時には、履歴書・職務経歴書をご持参ください。 (資格をお持ちの方は、資格証のコピーをお持ちください。) 事業内容、働き方、仕事内容をご説明 ↓ 面接(ざっくばらんにお話しください) 【面接結果のご連絡】 1週間以内に採否のご連絡を致します。 ↓ 【内定】 内定が決まりましたら入職日の調整等をさせて頂きます。 また、入所日までに必要な書類等もございますので、入職までの流れに関しましては改めてお伝えしております。 ↓ 【入社】 一緒にお仕事頑張りましょう!

RECRUIT 求人情報

現在、以下の求人を募集しております。求人の詳細情報は各求人ページをご確認ください。

相談支援事業所「はぐるま」

【正社員】相談支援専門員
月給177,400円〜190,200円
JR加古川線 神野駅より車で5分 神姫⋯
8:30~17:30(休憩60分)

社会福祉法人 加古川はぐるま福祉会 生活支援センター

【正社員/第2新卒採用】生活支援員
月給177,400円〜190,200円
JR加古川線 神野駅より車で5分 神姫⋯
【早出】7:00~16:00 【日勤】⋯
【正社員/中途採用】生活支援員
月給177,400円〜271,920円
JR加古川線 神野駅より車で5分 神姫⋯
【早出】7:00~16:00 【日勤】⋯